食事マナー ~ 郷に入っては異文化交流 ~

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食事マナー ~ 郷に入っては異文化交流 ~。 今年の夏は、新型コロナウイルス感染症の影響が薄れたことに加え、円安効果も重なって、あらゆる場所で外国人観光客の方に出会います。 日本政府観光局(JNTO)によれば、2023年7月の訪日外客数(推計値)は232万600人で、前月から2か月連続で200万人を超えたことが報道されました。 そこで、今回は主な国の食事マナーの違いを、日本との違いを交えながら簡単にご紹介したいと思います。 1 韓国 韓国ではご飯を食べる時はスプーン、おかずを食べる時は箸を使い、お皿やお茶碗を手で持つことはNGです。また「クチャクチャ」と音を立てて食べるのは「美味しい」ことを意味し、むしろ印象が良いようです。 一方、日本ではお皿やお茶碗を手で持ち、音をたてずに食べるのがマナーです。 2 中国 料理をシェアすることが多く、自分の箸を使って料理を取り分けてもOK。大きな皿は持ち上げませんが、お茶碗だけは手で持ちます。また、中国では少しだけ残して食べ終わることで満腹を表現します。 一方、日本では残さずに食べることが美徳であり、大きなお皿から食事を取る時には、自分の箸ではなく取り分け用の箸を使います。 3 アメリカ 左手にフォーク、右手にナイフを持ち、魚や肉は一度に小さく切り分けるのでなく、その都度切り分けていきます。お皿を持つ習慣はなく、ナイフを置いて、フォークを右手に持ち替えて食べます。また、食事中のサインは、お皿の縁にナイフとフォークを引っ掛ける感じで八の字にして置き、食事後のサインは、ナイフとフォークを揃えて3時の方向に置きます。スープはすすって飲むことはNGで、手前から奥にすくって飲みます。 一方、日本では、フォークのように箸で料理を突き刺すのはNGで、麺をすすって食べるのは問題ありません。 4 イギリス 肉や魚を一度に切らないとか、音を立てないなどはアメリカと同じですが、魚を切ってから、フォークを右手に持ち替えずに、そのままフォークの背にのせて食べます(カジュアルな場合はアメリカ式でもOK)。また、食事中のサインはハの字に乗せるのもアメリカと同じですが、完全に皿の中に置き、食後のサインは4時または6時の方向(縦)に置きます。 5 ドイツ 音を立てて食べない、器は手で持ち上げないことはもちろんですが、ドイツではキャベツやポテトをナイフで切るのはNGとされています。フォークで潰したり、丸めて食べるのが正しい食べ方とされ、さらに料理のシェアはしません。 6 イタリア パスタやスープをすすって食べるのはかなりNGで、料理はシェアしないので、ピッツァも一人一枚食べます。また、皿に残ったソースをパンですくって食べる行為(スカルペッタ)は行儀が悪いとされています(気軽なトラットリアならOK)。 一方、日本では、ピッツァなど料理によってはシェアして食べることも多く、パスタ料理にフォークとスプーンがセットされることは多いです。 近年では、異文化交流が進み、お箸をうまく使う外国人の方が増えたり、イタリアでパスタを注文すると日本人にスプーンとフォークを出してくれたりと、かなり各国の食事マナーが寛容に受け入れられていると感じます。 日本においても、外国人観光客の方には温かい目を向けてあげたいものですね。 お問い合わせはホームページにあります「お問い合わせ」からお気軽にお声がけください。 世界中が互いを尊重し合えるようになるといいですね。 ⁡ ⁡ ⁡ 社団法人 目白心理総合研究所] 臨床心理士 / 公認心理師 / キャリアコンサルタント / CEAP / EAPコンサルタント / CBT Therapist®︎ / CBT Professional(EAP) / CBT Extra Professional ®︎ ⁡ 目白駅から徒歩2分 池袋駅から徒歩10分 ⁡ ⁡ #認知行動療法  #カウンセリング  #心理学  #メンタルヘルス  #臨床心理士  #公認心理師  #セラピスト  #カウンセラー  #悩み事  #カウンセラー養成講座  #資格取得  #オンライン研修  #研修  #食事マナー  #訪日外国人  #外国人観光客  #異文化交流

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